2008年10月19日

両国回向院の水子塚

「振袖火事」の名で知られる明暦の大火亡くなられた、身元や身寄りのわからない人々の冥福を祈るために建てられたという両国の回向院。
勧進相撲にまつわる「力塚」や動物供養の馬頭観音堂、また鼠小僧次郎吉の墓など見所は多い。今回訪れたのは、その鼠小僧の墓の少し奥にある「水子塚」。
回向院のHPによれば、この塚は寛政五年(1793)、時の老中松平定信の命によって造立されたもので、水子供養の発祥ということだそうだ。

水子塚

正面には地蔵菩薩坐像が浮彫にされた古びた塔が建ち、その周りを可愛いお地蔵様が大勢、風車(かざぐるま)とともに取り囲んでいる。静かでやさしい空間だ。
撮影を終えた後、型どおり手を合わせ、顔をあげたその瞬間、色鮮やかな風車がくるくると音もなく回りだした。
いや、偶然なのだろうが、私のささやかな祈りに対して水子の霊が答えたような気がして、少しうろたえてしまった。

(回向院:墨田区両国 2-8-10)

posted by Tsu55 at 2008年10月19日 17:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | お寺と神社

2008年10月10日

両国橋

明暦の大火(1657)の際、逃げ場をなくた民衆が避難できず多くの犠牲者を出したことをきっかけに架橋が決まったという両国橋。

両国橋照明灯

流出や焼落、破損により何度も架け替えがなされ、明治30年8月10日の花火大会の最中に、群集の重みに耐え切れず欄干が崩落した両国橋。関東大震災では大きな損傷も無く生き残ったが、震災復興事業として、昭和7年に架け替えられた両国橋。「災害」という言葉が最もよく似合う橋。両国橋。

両国橋

近くに、明暦の大火の焼死者をはじめとして、安政大地震の犠牲者や海難事故の水死者やなど、多くの無縁仏の菩提を弔う両国回向院がある。

(両国橋:左岸は墨田区両国1丁目、右岸は中央区東日本橋2丁目)

posted by Tsu55 at 2008年10月10日 23:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 隅田川橋尽くし

2008年10月05日

ぬりえ美術館

「喜一のぬりえ」で知られる蔦谷喜一の作品を展示する「ぬりえ美術館」。
都電の町屋2丁目停留所から、徒歩7分くらい。尾久の原公園の近くにある可愛らしい入り口の、こじんまりとした美術館だ。

ぬりえ美術館

(ぬりえ美術館:荒川区町屋4-11-8)

posted by Tsu55 at 2008年10月05日 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 博物館・資料館