2009年06月08日

歌舞伎座

平成22年4月の公演を最後に建て替えられるという歌舞伎座。
現在の原形となる建物は1924年の完成だが45年の空襲で焼失。デザインを踏襲して51年に復興、現在の姿になったという。
老朽化し耐震性や防火性に問題が出てきたため、現在の建物を取り壊して、劇場とオフィスを併設した複合ビルを建設する予定だとか。歌舞伎座1

当初は今の外観を忠実に継承する方針だったのに、石原慎太郎都知事から、「銭湯みたいで好きじゃない」と物言いがつき、ガラス張りの近代的? なデザインに変更されたそうだ。
……けれど、「銭湯みたい」で何が悪いのか?

(歌舞伎座:中央区銀座4-12-15)

posted by Tsu55 at 2009年06月08日 21:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 建築物

2009年05月31日

鼠小僧次郎吉の墓

芝居や講談では義賊として活躍する鼠小僧次郎吉。両国の回向院境内の奥まった所にその墓がある。

鼠小僧次郎吉の墓

墓石には「天保二年八月十八日 俗名中村次郎吉之墓 教覚速善居士」と刻まれており、その前には白い石で作られた「お前立ち」が置かれている。
これは墓石の欠片をお守りに持つと賭け事に強くなるという言い伝えがあって、墓石を削り取る人が後を絶たないので、本物の墓の代わりに欠け易い石で作ったの「お前立ち」を削ってもらおうということらしい。
隣に「猫塚」があるのは洒落?

(本所回向院:墨田区両国2-8-10)

posted by Tsu55 at 2009年05月31日 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | お寺と神社

2009年05月20日

芸者・市丸旧居

江戸末期から花柳界として栄え、明治、大正、昭和と格の高さを誇ってきたという柳橋。
ビルばかりのカサカサとした街の中にもよく探せば昔の風情を見つけることができる。

市丸旧居

粋な佇まいのこの家は『茶切節』『天龍下れば』などのヒット曲で知られる芸者歌手市丸の旧居。現在はギャラリーとして一般に公開されている。
2階の洋間からは隅田川を行き来する船が見え、川風が気持ちいい。
つくづく日本家屋っていいなと思った。

(ルーサイト ギャラリー:台東区柳橋1-28-6)

posted by Tsu55 at 2009年05月20日 22:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 花街・色街

2009年05月10日

岩淵水門

荒川と隅田川を仕切る水門岩淵水門を見に行った。
奥秩父に源を発し、関東平野を下った荒川がこの水門で荒川(私の子供の頃は荒川放水路と呼ばれていた)と隅田川に別れ、東京湾に注ぐ。ここが隅田川の出発点だ。

赤水門

岩淵水門には、1924年に竣工し現在は運用終了している旧水門と、1982年竣工の新水門(運用中)の二つがあり、水門ゲート部分の塗装色によって、「赤水門」(旧水門)、「青水門」(薪水門) と呼び分けられている。

青水門

土手上の道をジョギングやサイクリングを楽しむ人が颯爽と駆け抜けていき、河原にはバーベキューを楽しむひとたちの姿も見える。
隅田川もここまで遡ると、空がずいぶんと広く感じられ、とても気持ちがいい。

(岩淵水門:北区志茂)

posted by Tsu55 at 2009年05月10日 17:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 水辺を歩く

2009年05月04日

鳩の町

鳩の町は戦争末期から戦後にかけて、空襲で焼け出された玉の井の娼家が移転してきて出来た色里だそうだ。

鳩の町

素人の美人が多く、玉の井より開放的な雰囲気だったという新興の色街は、買収防止法の罰則が施行される昭和33年頃まで栄えたそうで、永井荷風の『春情鳩の街』や吉行淳之介の『原色の街』『驟雨』などの舞台にもなっている。

鳩の町の民家

以前、白髭神社の玉垣で見つけた「向島カフエー協同組合」はこの町の赤線業者の組合らしい。
現在では、よくある寂れた商店街になっているけれども、裏通りに入ると、往年の面影を残した民家が僅かに残っている。

(鳩の町商店街:墨田区東向島1丁目・向島5丁目)

posted by Tsu55 at 2009年05月04日 23:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 花街・色街